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AMA deep sea diver 深海に潜るひと

海女が一緒に出かけたいと思う相手には、必ず狂犬病にかかったことのある姉がいた。

大抵は都会育ちで、野生は思い出の中にだけあったので、優しすぎて、すぐに小さな犬たち、メレンゲのマルチーズやパピオンに手を伸ばしてしまう。もしくは犬の方から、どんどん追いかけてきて、皆逃げなければいけない。本当にどこの国もどうかしているのである。


ある海女は以前、宝石商の弟子として働いていた。きれいなものに囲まれていないとてんかんの発作が起きる。それでもついに疲れ果て、なん度も海に潜り珊瑚やイソギンチャクの死骸を拾っていた。

真珠は人魚たちにはありきたりで好まれず、海の底では人間用にと準備されていることを知った。

一日、二時間十七分だけ働いた。そして空いた時間は狂犬病にかかったことのある姉のいる相手と出来るだけ何もせず、その心をみるように過ごした。


建物の窓は外れて本棚のようになっている。

子供達はこの本棚の中で体操や美しく踊ることを習った。

小さな王女と同じ年頃の、よく日に焼けた女の子が教室でひとり膝を抱え、目線を床から離さなかった。

先輩達がこう噂していた。

「誰か、あの先生の悪口を言うものがいたら、私があの部屋に入って伝えにいかなければいけないのよ。私だけが。」 

「わるぐちって。

「写真を撮るひともいるでしょ。」 

「みなゆうめいなのよ。」

風の神や火の神は、出来るだけ広々とした場所を好んでいたので、もちろん評論家に出会うことは少なかったが、本棚のようになってしまった建物を嘆いていた。そのせいである建物の裏側で、風が小さな竜巻を起こし火を起こした。著名な写真家は奇妙に、大声で「わかりました」と神々に言った。


何故人間が増えすぎると問題が増えるのだろう。

何故人が多くても困らない場所があるのだろう。


By the medium necks

Thank you for looking through this.

Much Love ♡♡♡


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